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「脂質」(脂肪)と聞くと、どんなことを思い浮かべますか?

肥満や生活習慣病など、あまり良くないイメージを持つ方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、脂質は体を動かす際にとても重要な役割を担っています。

 今回は、運動時においての脂質の役割についてお伝えします。

 

1.脂質の役割と機能

脂質は三大栄養素の1つで、エネルギー源の一つとして利用されます。

脂質は1gあたり9kcalのエネルギー量を持ち、糖質やたんぱく質(1gあたり4kcal)と比べて、少量で高いエネルギーを有しています。

また、人の身体を構成する細胞の「細胞膜」の構成成分でもあります。

運動時においては、高強度・短時間で終わる運動では糖質がエネルギーとして多く利用されるため、脂質からのエネルギー利用は多くありません。

一方、強度が低強度~中強度で長時間に渡る運動時には、脂質がエネルギー源として多く利用されます。

 

2.脂質の摂りすぎには注意

脂質は運動時に効率の良いエネルギー源として利用され、またグリコーゲンの利用を節約するため重要です。

しかし、多くの場合不足することよりも摂り過ぎが問題となる栄養素の1つです。

習慣的な脂質の摂り過ぎは体脂肪の増加につながるため、運動パフォーマンスを低下させます。

また、脂質は消化に時間がかかるため、運動前に摂りすぎると吐き気をもよおしたり腹痛の原因となったりします。

 

3.脂質過剰になりやすい食習慣をチェック!

脂質の摂り過ぎか否かは食事調査をして摂取量を明らかにするのが最も望ましいですが、

以下のような食習慣がある人は習慣的に脂質を摂り過ぎている可能性があります。

自分に当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。

 

〇調理法は揚げ物、炒め物、ソテーを使った料理が多い

〇野菜にはマヨネーズやドレッシングをたっぷり使う

〇パンにバターをたっぷり使う

〇バラ肉など脂っこい肉の部位を好んでよく食べる

〇おやつに洋菓子をよく食べる

〇おやつにスナック菓子をよく食べる

〇間食にハンバーガーやサンドイッチなどのファストフードをよく食べる

〇間食に揚げ物系のホットスナックをよく食べる

いかがでしたでしょうか?

あてはまった項目の数が多い人はもちろん注意が必要ですが、各項目の頻度や摂取量が著しく多い場合も注意が必要です。

自分の身体の体脂肪量の変化とも照らし合わせて、改善が必要な場合は当てはまった項目を重点的に改善してみてください。

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